ヨーロッパ旅行

【イタリア】医療費は無料!熱中症で救急車に乗った話

イタリア救急車

こんにちは、ヨーロッパ旅行好きのako(@akolog_ako)です。

2013年9月にイタリア旅行に行ったのですが、熱中症で倒れてしまい、人生初の救急車に乗りました!

イタリアの救急車での様子や、イタリアの医療費についてわかったことをまとめたので、ぜひご覧いただければと思います。

青の洞窟を楽しみにしていた

2013年9月、初めてのヨーロッパ旅行でイタリアを訪れました。

その日はカプリ島にある青の洞窟観光の日でした。

青の洞窟は天候と波の高さで観光の不可が決まる、非常にデリケートな観光地です。

毎年9月の入場確立は50%ほどしかありません。

幸い非常に良い天気で、波の高さも問題ないことから入場できることになりました!

イタリア救急車
青の洞窟へ向かう港のあるナポリの街

船酔いする

まずナポリの港から青の洞窟のあるカプリ島へ向かうために船に乗りました。

カプリ島へ到着し、青の洞窟へ入るために小型のボートに乗り換え、洞窟入口近くまで移動しました。

洞窟入口に到着すると、何組ものボートが順番待ちでひしめきあっていました。

ここから炎天下の中1~2時間待つことに。

走行中は問題なかったのですが、停泊中は小型のボートが波でぐわんぐわん揺れ、みるみる気分が悪くなっていきました…。

少し乗り物酔いはしやすい方でしたが、今までに経験したことのないくらいの吐き気に襲われました。

イタリア救急車
カプリ島から洞窟入口までの移動風景

熱中症で倒れる

1時間くらい待ち、順番がきてあともう少しで洞窟に入れるとなったときのことでした。

照りつける太陽の暑さと吐き気で意識が朦朧とし、船上でついに倒れました。

しかしボートは他の人の観光を待つためすぐには港に戻れません。

大量に汗が吹き出し倒れる私を、係の人が日陰に移動させて水をかけてくれていたのをうっすらと覚えています。

ご迷惑をお掛けいたしました…。

救急車に乗る

係の人が船上で救急車を呼んでくれていたようで、港についてすぐに救急車に運ばれました。

救急車の中で点滴をされると、徐々に意識がはっきりとしていきました。

救急車の綺麗なお姉さんに、「I love you baby♪」と有名な曲のサビを歌われながら、陽気に注射をされたことは今でも忘れられません(笑)

曲名:Can't Take My Eyes Off You(君の瞳に恋してる)

お姉さんの点滴のおかげで、救急車での治療で回復でできたため、病院に搬送されることはありませんでした。

軽い熱中症だったとの診断で、しばらくして救急車を降りました。

外国人旅行者の医療費は無料

ako
ako
海外で救急車を利用してしまって、いったいいくら取られるんだろう…

と心配していましたが、なんと無料でした!

調べたところ、2019年現在も、イタリアでは外国人旅行者の医療費は無料だそうです!(手術・入院は除く)

イタリアのように旅行産業(航空会社、ホテル、美術館、寺院、お土産店など)の収入によって経済が支えられてる国では、来訪する外国人者の安全を保障することが義務であるとの考えから、外国人旅行者の救急外来の医療費を無料(入院と手術は除く)にしています。

「アマルフィの魅力を紹介」より引用

※日本では救急車の利用は無料ですが、病院に搬送されたらその際の医療費はかかります。

青の洞窟を目の前にして入れなかったことはとても悔しいし、いろいろな方に迷惑を掛けて申し訳なかったですが、初めてのヨーロッパ旅行で初めての救急車に乗った、貴重な体験でした。